【3月9日開催】第6回北関東地区講演会

趣旨> 平成30年度より、支部活動のより一層の活性化を促進するために、群馬・栃木地区と埼玉地区が合併し、「北関東地区」として活動を開始しました。第6回目の今回は、二件の講演と、学生を中心とした最近の研究成果に関するポスター発表を対面形式で実施します。多くの方の参加をお待ちしております。なお、新型コロナ感染症の蔓延の状況によってはオンライン開催に切り替える可能性があります。

 

主 催 高分子学会関東支部

共 催 複合材料懇話会、群馬大学Sメンブレンプロジェクト

日 時 3月9日(木)13:00~17:00

会 場 群馬大学桐生キャンパス総合研究棟502教室

プログラム

<13:00~14:15>

1) 糖鎖の化学合成が拓く細胞質糖鎖生物学   群馬大学 松尾 一郎

<14:20~15:40>

2) ポスター発表(総合研究棟402教室)

<15:45~17:00>

3) (公益財団法人)相模中央化学研究所の特徴と高分子研究について ~π共役ポリマーの合成研究を中心に~                                        相模中研 脇岡 正幸

 

【ポスター発表要領】

ポスターの大きさは、縦型A0用紙サイズとします。優秀な発表に対しては、優秀ポスター賞を贈呈しますので、奮ってご参加ください。

ポスター発表申込締切は、220日(月)。(1) 発表題目、(2) 所属・研究者名(発表者に○印)、(3) 連絡先を明記の上、E-mailで下記申込・連絡先へお申し込みください。折り返し、要旨原稿の指定書式およびポスター・フォーマットを送信いたします。

発表要旨原稿(A4判用紙1枚、指定書式)の締切は、31日(水)必着です。

【参加申込要領

1)参加費無料 2)申込方法 ①氏名、②よみがな、③所属(勤務先または学校名)、④連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)を明記の上、E-mailでお申し込みください。 4)参加申込締切 2023 227日(月)

交通

*(JR両毛線 桐生駅より) 北口バス乗り場より「おりひめバス」で約7分

・梅田ふるさとセンター前行き、旧桐生女子高前行き、または二渡神社前行き「群馬大学桐生正門前」下車  ・または桐生駅北口より徒歩25分(距離2.1km)

*(東武桐生線 新桐生駅より) 駅前のバス乗り場より「おりひめバス」で約20分

・旧桐生女子高前行き(12時台には大学に行くバスはありません)「群馬大学桐生正門前」下車

申込・連絡先 〒376-8515 群馬県桐生市天神町1-5-1 群馬大学大学院理工学府分子科学部門 高分子学会関東支部北関東地区群馬地区幹事会(代表:浅川直紀)

E-mail asakawa@gunma-u.ac.jp

第4回北関東地区講演会 開催報告

平成30年度より、支部活動のより一層の活性化を促進するために、群馬・栃木地区と埼玉地区が合併し、「北関東地区」として活動を開始しました。第4回目の今回は、群馬大学理工学部を主管として、オンライン開催しました。群馬大学理工学部では、2021年度から5学科体制から2類8プログラム体制に生まれ変わり、新たに「材料科学プログラム」が開設されました。また、高分子をはじめとする様々な材料を用いて超高性能膜を創製する「スーパー・メンブレン」プロジェクトが群馬大学本部が指定する推進研究(G2)として展開されています。そこで、今回は、「高分子材料の反応と劣化」を主題として、下記の招待講演2件をお願いしました。

前半では、量子科学技術研究開発機構(高崎市)の前川博士から、放射線グラフト重合を用いた電池膜創製に関する研究をご紹介いただきました。前川先生は、群馬大学の客員教授も勤められています。これまでのご研究をまとめた形で、放射線グラフト重合に関して、学術的観点から膜応用、さらに、マテリアルズ・インフォマティクスを駆使した膜材料開発まで、幅広い内容についてご紹介いただきました。

また、後半では、化学物質評価研究機構(埼玉県杉戸町)の近藤博士から、合成ゴムの劣化メカニズムに関するご講演をいただきました。ゴム・マトリクスおよび充填剤の比率のみならず、界面での相互作用をはじめとした合成ゴムならではの構造特異性と物性との相関に様々な分析手法を駆使してアプローチされており、専門機関ならでは分析技術の高さに聴講者の多くが感銘を受けました。

両ご講演とも、大学のみならず、企業の方も数多く拝聴されており、お二方のご研究の産業的有用性をあらためて感じました。

また、上記の招待講演の間に、38件のポスター発表が行われ、発表者と参加者の間で熱心なディスカッションが行われました。参加された教職員・企業・官公庁の方々による審査の結果、下記の優秀賞ポスター5件が選出されました。

【優秀ポスター賞】

群馬大院理工 河端夏輝

「針状常磁性体を用いたex-situ固体NMRによる薄膜材料のイメージング法の開発」

群馬大院理工 松原希宝

「GFN2-xTBを利用した活性化エステルの計算化学的解析と高分子修飾反応への応用」

群馬大院理工 原田瑞己

「セルロース繊維を素材とするバイオディ-ゼル製造用グラフト触媒の開発」

宇都宮大 木村栄美

「シイタケ菌糸体による各種バイオマス素材分解能の解析」

群馬大院理工 髙澤彩香

「バイモーダルな分子量分布を有する超高分子量ポリエチレンの分子鎖絡み合い特性が溶融延伸性に与える効果」

 

北関東地区代表幹事 上原 宏樹(群馬大学)

第4回北関東地区講演会

趣旨> 平成30年度より、支部活動のより一層の活性化を促進するために、群馬・栃木地区と埼玉地区が合併し、「北関東地区」として活動を開始しました。第4回目の今回は、「高分子材料の反応と劣化」をテーマにオンライン開催いたします。前半では、量子科学技術研究開発機構(高崎市)の前川博士から、放射線グラフト重合を用いた電池膜創製に関する研究をご紹介いただきます。また、後半では、化学物質評価研究機構(埼玉県杉戸町)の近藤博士から、合成ゴムの劣化メカニズムに関するご講演をいただきます。あわせて、Zoomブレークアウト機能を用いて、学生を中心とした最近の研究成果に関するポスター発表も併せて実施します。多くの方の参加をお待ちしております。

 

主 催 高分子学会関東支部

共 催 複合材料懇話会

協 賛 群馬大学Sメンブレンプロジェクト

日 時 3月7日(月)13:00~17:00

会 場 リモート開催

プログラム

<13:00~14:15>

1) グラフト型高分子電解質膜の構造・機能相関解析と燃料電池への応用

(量子科学技術研究開発機構・副所長)前川康成

<14:20~15:40>

2) ポスター発表(各ブレークアウト・ルーム)

<15:45~17:00>

3) 高圧水素シール用ゴム材料の劣化評価

(化学物質評価研究機構・課長)近藤寛朗

 

【ポスター発表要領】

ポスターの大きさは、PowerPoint 16:9サイズとします(発表申込者にフォーマットを送信)。優秀な発表に対しては、優秀ポスター賞を贈呈しますので、奮ってご参加ください。

ポスター発表申込締切は、221日(月)。(1) 発表題目、(2) 所属・研究者名(発表者に○印)、(3) 連絡先を明記の上、E-mailで下記申込・連絡先へお申し込みください。折り返し、要旨原稿の指定書式およびポスター・フォーマットを送信いたします。

発表要旨原稿(A4判用紙1枚、指定書式)の締切は、32日(水)必着です。

【参加申込要領

1)参加費無料 2)申込方法 ①氏名、②よみがな、③所属(勤務先または学校名)、④連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)を明記の上、E-mailでお申し込みください。 4)参加申込締切 2022 228日(月)(申し込みいただいた方に参加用URLを送付いたします。)

申込・連絡先 〒376-8515 群馬県桐生市天神町1-5-1 群馬大学大学院理工学府分子科学部門 高分子学会関東支部北関東地区幹事 上原宏樹

E-mail hirokiuehara@gunma-u.ac.jp

高分子学会北関東地区講演会

【3月5日(金)開催】第2回北関東地区講演会 主題:持続可能な社会を支える分子材料

関東地区(群馬、栃木、埼玉地区)における企業、公的研究機関、教育関係の方々に分子材料に関係した情報を提供し、分子材料の開発、研究、教育の活性化に繋げる目的で、毎年3月に分子学会関東支部 北関東地区講演会を開催しております。

今年度は、「持続可能な社会を支える分子材料」をテーマにオンライン開催いたします。先駆的な分子材料研究を精力的に進めている3名の若手研究者をお招きし、ご講演いただきます。例年通り、ポスター発表も併せて実施いたします。多くの方の参加をお待ちしております。

主 催 分子学会関東支部
日 時 2021年3月5日(金)13:00~16:40
開催方法 オンライン開催
参加費 無料

プログラム
<13:00~13:05> 主催者挨拶
<13:05~13:50>
講演1 「環境中で分解する生分解性分子の創出」
(群馬大学大学院 理工学府)橘 熊野<13:50~14:35>
講演2「エマルションテンプレート法によるナノセルロース/ポリマー複合材料開発」
(東京大学大学院 農学生命科学研究科)藤澤 秀次<14:35~15:20>
講演3「簡便・強固・汎用性のいヒドロゲル接着システムの開発」
(宇都宮大学 工学部)為末 真吾<15:30~16:40>
ポスター発表(予定)ポスター発表・参加要領
ポスター発表はRemoにて行うことを予定しております。発表資料はJPEGなどの画像形式でご用意いただき、RemoのWhitebord(横長サイズ)機能を使ってご提示、もしくはパワーポイント等のスライドを共有して発表いただく予定です。詳細については発表申し込み者に追ってご連絡いたします。
なお、討論に重点を置くため、発表内容に既発表を含んでも構いません。優秀な発表に対しては、優秀ポスター賞を贈呈(予定)しますので、奮ってご参加ください。
ポスター発表申込締切は、2月24日(水)といたします。①発表題目、②所属・研究者名(発表者に○印)、③連絡先を明記の上、E-mailで下記申込・連絡先へお申し込みください。折り返し、要旨原稿の指定書式をお送りいたします。発表要旨原稿(A4判用紙1枚、指定書式)の締切は、2月26日(金)着です。1) 申込方法;①氏名、②よみがな、③所属(勤務先または学校名)、④連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)について、E-mailにて問い合わせ先へお申し込みください。
2) 参加申し込み締切 2月26日(金)(申し込み者の方に参加用URLを送付いたします)申込・連絡先
[321-8505] 宇都宮市峰町350 宇都宮大学農学部応用生命化学科 金野尚武 TEL: 028-649-5445  E-mail: konno@cc.utsunomiya-u.ac.jp

【開催中止】第2回北関東地区講演会 主題:持続可能な社会を支える高分子材料

【開催中止のお知らせ】

新型コロナウイルス感染の拡大とそれに伴う社会的状況を踏まえ、今年度の本会は中止とさせて頂きます。

趣旨>北関東地区(群馬、栃木、埼玉地区)における企業、公的研究機関、教育関係の方々に高分子材料に関係した情報を提供し、高分子材料の開発、研究、教育の活性化に繋げる目的で、毎年3月に高分子学会関東支部 北関東地区講演会を開催しております。

今年度は、宇都宮大学峰キャンパスを会場とし、「持続可能な社会を支える高分子材料」をテーマに、先駆的な高分子材料研究を精力的に進めている3名の若手研究者をお招きし、ご講演いただきます。例年通り、最近の研究成果に関するポスター発表も併せて実施いたします。多くの方の参加をお待ちしております。

 

主 催 高分子学会関東支部

 

日 時 3月9日(月)13:00~16:40

会 場 宇都宮大学峰キャンパス 峰町1号館1E11教室(栃木県宇都宮市峰町350)

交 通 

JR宇都宮駅西口から

・3番乗り場(JRバス関東)清原台団地行、芳賀町役場行、ベルモール行など、

乗車時間約15分「宇大前」下車徒歩1分

・14番乗り場(関東自動車)真岡行、益子行、卸団地循環、ベルモール行など、

乗車時間約15分「宇都宮大学前」下車徒歩1分

JR宇都宮駅東口から

・3番乗り場(関東自動車)宇大循環線(左回り)、柳田車庫行、ベルモール行など

乗車時間約10分「宇都宮大学前」下車徒歩1分

・タクシーで約5分

 

 

プログラム

<13:00~13:05> 主催者挨拶

 

<13:05~13:50>

講演1 「環境中で分解する生分解性高分子の創出」

(群馬大学大学院 理工学府)橘 熊野

 

<13:50~14:35>

講演2「エマルションテンプレート法によるナノセルロース/ポリマー複合材料開発」

(東京大学大学院 農学生命科学研究科)藤澤 秀次

 

<14:35~15:20>

講演3「簡便・強固・汎用性の高いヒドロゲル接着システムの開発」

(宇都宮大学 工学部)為末 真吾

 

<15:30~16:40> ポスター発表*

 

<17:15~> 懇親会*

 

*ポスター発表および懇親会の会場は、宇都宮大学峰キャンパス 峰町1号館2階 農学部大会議室を予定しております。

 

 

ポスター発表・参加要領

ポスターの大きさは、A0サイズとします(横90×縦120cmのパネルに貼付)。優秀な発表に対しては、優秀ポスター賞を贈呈しますので、奮ってご参加ください。

ポスター発表申込締切は、226日(水)といたします。①発表題目、②所属・研究者名(発表者に○印)、③連絡先を明記の上、E-mailで下記申込・連絡先へお申し込みください。折り返し、要旨原稿の指定書式をお送りいたします。発表要旨原稿(A4判用紙1枚、指定書式)の締切は、228日(金)必着です。

 

 

1) 参加費 無料、懇親会:一般3,000円、学生1,000円

2) 申込方法;①氏名、②よみがな、③所属(勤務先または学校名)、④連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)、⑤懇親会への参加の有無を記入の上、E-mailにて問い合わせ先へお申し込みください。

3) 参加申し込み締切 228日(金)

 

 

申込・連絡先 [321-8505] 宇都宮市峰町350 宇都宮大学農学部応用生命化学科

金野尚武 TEL: 028-649-5445  E-mail: konno@cc.utsunomiya-u.ac.jp

 

第1回北関東地区講演会 開催報告

関東支部の活性化を目的に群馬・栃木地区と埼玉地区が合併した「北関東地区」として、第1回目の講演会を平成30年3月9日(金)に群馬大学桐生キャンパスにて開催した。基調講演として、高分子学会関東支部・前副支部長の神奈川大学副学長・横澤勉先生をお招きし、先生のご専門である高分子重縮合に関するご講演「分子内触媒移動を利用した重縮合」をしていただいた。先生が世界で初めて成功された縮合系高分子の精密合成法「CGCP(連鎖縮合重合)」に至った経緯など、この分野のパイオニアならではのお話を、学生にもわかりやすくしていただいた。また、多くの教員も深い感銘を受け、講演後も先生の周りに人だかりができていた。

2件目のご講演は、関東地区の連携強化にご賛同いただき、宇都宮大学の金野尚武先生から、「きのこ産業への貢献を目指した高分子研究」についてご講演いただいた。きのこについて、素人にもわかりやすくご紹介していただくとともに、先生がご専門とされるセルロースやヘミセルロースなどの木材細胞壁多糖類とのかかわりについて、解説していただいた。群馬大学では、食健康科学教育研究センターが開設され、食品分野における研究が活発化しており、今後、北関東地域での研究連携の発展が期待される。

また、上記の招待講演の間に、25件のポスター発表が行われ、発表者と参加者の間で熱心なディスカッションが行われた。参加教職員および企業関係者の審査の結果、下記の最優秀賞ポスター1件、優秀ポスター賞2件が選出された。

【最優秀ポスター賞】

・群馬県立群馬産業技術センター 熊澤直人

「プラスチック混合物の静電分離」

【優秀ポスター賞】

・(一財)化学物質評価研究機構 前田純平

「セルロースナノファイバーを安定剤とした乳化重合と超音波処理による簡便なポリマーコンポジット作製」

・東京工業大学 筒場豊和

「ニトリルN-オキシドの無触媒クリック反応による高密度グラフトポリマーの合成」

 

北関東地区講演会ポスター賞

【最優秀ポスター賞】

・群馬県立群馬産業技術センター 熊澤直人

「プラスチック混合物の静電分離」

【優秀ポスター賞】

・(一財)化学物質評価研究機構 前田純平

「セルロースナノファイバーを安定剤とした乳化重合と超音波処理による簡便なポリマーコンポジット作製」

・東京工業大学 筒場豊和

「ニトリルN-オキシドの無触媒クリック反応による高密度グラフトポリマーの合成」

第1回北関東地区講演会

趣旨>今年度より、支部活動のより一層の活性化を促進するために、群馬・栃木地区と埼玉地区が合併し、「北関東地区」として連携していくことになりました。合併後、第1回目の講演会を、群馬大学桐生キャンパスにて開催いたします。基調講演として、前高分子学会長の中條善樹先生をお招きし、先生がこれまで取り組んでこられた高分子ハイブリッド材料に関するご講演をお願いしております。また、北関東地区の連携強化にご賛同いただき、宇都宮大学の金野尚武先生から、きのこ産業への取り組みに関するご講演をしていただきます。例年通り、学生を中心とした最近の研究成果に関するポスター発表も併せて実施いたします。多くの方の参加をお待ちしております。

 

主 催 高分子学会関東支部

共 催 複合材料懇話会

協 賛 群馬大学ファイブロバイオプロセス研究会

日 時 3月11日(月)13:00~17:00

会 場 群馬大学理工学部総合研究棟5階502、506号室(桐生市天神町1-5-1))

交 通 ①JR両毛線桐生駅下車タクシーで約5分 ②東武鉄道桐生線新桐生駅下車タクシーで約10分

プログラム

<13:00~14:15>

1) 未来を化学で元気にするハイブリッド材料

(京都大学名誉教授・元素ブロック研究会会長)中條善樹

<14:20~15:40>

2) ポスター発表

<15:45~17:00>

3) きのこ産業への貢献を目指した高分子研究

(宇都宮大学農学部応用生命化学科)金野尚武

<17:45~19:45>

4) 懇親会

 

ポスター発表・参加要領

ポスターの大きさは、A0サイズとします(横90×縦120cmのパネルに貼付)。優秀な発表に対しては、優秀ポスター賞を贈呈しますので、奮ってご参加ください。

ポスター発表申込締切は、35日(月)。(1)発表題目、(2)所属・研究者名(発表者に○印)、(3)連絡先を明記の上、E-mailで下記申込・連絡先へお申し込みください。折り返し、要旨原稿の指定書式をお送りいたします。

発表要旨原稿(A4判用紙1枚、指定書式)の締切は、36日(水)必着です。

1) 参加費 無料、懇親会:6,000円 2) 申込方法;①氏名、②よみがな、③所属(勤務先または学校名)、④連絡先(住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス)、⑤懇親会への参加の有無を記入の上、E-mailにて問い合わせ先へお申し込みください。

3) 参加申し込み締切 36日(水)

申込・連絡先 [376-8515] 桐生市天神町1-5-1 群馬大学大学院理工学府分子科学部門

上原宏樹 TEL 0277-30-1332 FAX 0277-30-1333 E-mail hirokiuehara@gunma-u.ac.jp

 

第33回群馬・栃木地区講演会 開催報告

平成30年3月9日(金)に、群馬大学桐生キャンパスにて第33群馬・栃木地区講演会が開催された。はじめに、JXTGエネルギー㈱中央技術研究所・プリンシパルリサーチャーである田川一生博士から、「自動車用潤滑油に適用するポリマーとその摩擦特性」と題して、ご講演いただいた。潤滑油のトライボロジーに関して、豊富な経験とデータに裏打ちされた理論を解説していただくとともに、高分子材料が潤滑油の改質剤として有用であることが紹介された。高分子材料のトライボロジーは非常に重要であるにも関わらず、その現象の解釈が難しいことから学術研究はあまり行われていないなかで、田川先生のご研究は摩擦摩耗現象における高分子鎖の振る舞いに迫る本質的なものであった。

2件目のご講演は、東工大・安藤慎治先生による「光・熱・電子機能性ポリマー開発のための新しい分光法とその応用」であった。安藤先生がこれまで一貫して取り組んでこられた機能性ポリイミド材料の開発とその構造・物性を精密解析する分光学的計測手法やそれに合わせた装置の開発など、合成から物性、解析にわたる広範囲なご研究を解説していただいた。合成および物性を専門とするどの参加者にとっても、非常に示唆に富んだご講演であった。先生のご研究により、これまでにない光・熱・電子物性を有する機能性ポリマーが創出されることが期待されている。

また、上記の招待講演の間に、21件のポスター発表が行われ、発表者と参加者の間で熱心なディスカッションが行われた。参加教職員の審査の結果、下記の優秀ポスター賞2件、最優秀賞ポスター1件が選出された。

【最優秀ポスター賞】

群馬大学大学院理工学府 岩淵 龍之介

「組成及び混練りが熱可塑性エラストマーの物性とモルフォロジーに与える影響」

【優秀ポスター賞】

群馬大学大学院理工学府 増田 綾子

「In-situ計測によるシリコーン・エラストマーの延伸過程における構造変化と物性評価」

群馬県県立群馬産業技術センター 恩田 紘樹

「ノボロイド織布担持ルテニウム触媒を用いた改質ガス中のCO除去に関する検討」

「膜およびデバイス材料に関する第4回群馬国際会議」を開催します。(2018年1月17日(水)~18日(木))

2018年1月17日(水)~18日(木)に,「膜およびデバイス材料に関する第4回群馬国際会議」(GIS2018)を開催します。本国際会議にぜひご参加いただき,交流を深めていただきたく,ここにご案内とお願いを申し上げます。

 

群馬大学理工学部は、その前身が大正15年設立の桐生染織学校であるため、繊維工学のエッセンスが生き続けています。例えば、1次元形状の繊維がネットワークに織られた反物は平面的な2次元形状を有していますが、これは、サイズは異なるものの、1次元形状の高分子鎖が折りたたまれて2次元膜を形成することと相似しています。これら膜(メンブレン)材料が織布と決定的に異なるのは、膜表面や膜に含まれる細孔内にナノ・レベルで原子や分子を閉じ込めることができる点にあります。これにより、分子が持っている優れた特性をデバイス材料として利用することが可能です。

この度、この分野における国際的な連携を深めるために、重点支援プロジェクト「Sメンブレン・プロジェクト」が中心となり、化学・生物化学科と共催にて、「膜・二次元材料およびデバイス応用に関する第4回群馬国際会議(GIS 2018)」を平成30年1月17日と18日に桐生地域地場産業振興センター(桐生市地場産センター)で開催します。

[ GIS 2018 Webサイト へ]

http://www.chem-bio.st.gunma-u.ac.jp/~gis2018/index.html

 

本国際会議では、米国ジョージア工科大学、米国アクロン大学、中国厦門大学などから、この分野における第一線の研究者を招待して講演していただく他、若手研究者を中心としたポスター発表40件、口頭発表20件が行われます。