こんにちは!レンジャーの道堯です。そろそろ長袖の服を身にまとう頃でしょうか?

 

さて、前回の記事では、元素に関する話をして、いくつかクイズを出して記事を終えましたね。みなさん、答えは予想できましたか?それらのクイズの答えを教えてくれる資料を今回はご紹介いたします。

 

その前に…みなさん、「周期表」をご存知ですか?

 

周期表とは、100種類以上の元素が規則的に並べられた、一枚の図鑑のようなものです。その昔、まだ今ほど多くの元素も発見されていなかった頃に、ロシア人のドミトリ・メンデレーエフはいくつかの元素が似たような性質であることに気づき、それらを縦と横に並べるこ とで現在の周期表の原案を今から150年くらい前の1869年に完成させました。当初、メンデレーエフはその周期表にいくつかの空欄を残しており、その空欄に当てはまる性質を持った当時未発見 の元素の存在を予言したそうです。その後、予言どおり新しい元素が次々と発見され、周期表は世界中に広まることとなりました。周期表は、現在でも私たち科学者にとって無くてはならない資料です。

 

今回紹介するのは、文部科学省から発刊されている「一家に1枚 周期表」(図1)というポスターです。このポスターに描かれているのは、現在までに見つかっている全ての元素の名前、性質、またその元素が日常のどこで使われているか、などといった情報と写真の数々です。ポスターの内容は読み込んでしまうほど面白く、しかも見た目も綺麗なため、自分の部屋などに貼っておけば毎日目に入って自然と勉強にもなり、しかも部屋がおしゃれになる(かもしれない)優れものです。きっと毎日「一家に1枚 周期表」を見ていれば、元素の種類やその豆知識などを無意識のうちに覚えて、未来の元素博士になること間違いなしですね!(ちなみに、私の家ではトイレに貼っています。毎日、自然と見てしまいますね。)

一家に一枚 周期表(第8版第2刷)

図1. 一家に1枚 周期表 (文部科学省ホームページより転載。より高解像度の図を後述の文部科学省のウェブページから閲覧できます。)

 

さて、少し話が外れますが、最近子供たちの「理科離れ」が問題となっています。このウェブサイトを見てくれている人たちの中にも、ひょっとしたらそんなに理科が好きじゃない人もいるかもしれません。けど、それは皆さんが悪いわけじゃありません。「つまらなそうなこと」なんて勉強したくないですもんね。私たちの任務は、科学や高分子の面白さを伝えて、それらを好きになってもらうことです。

 

「理科離れ」の子供たちを減らすため、文部科学省によって「一家に1枚 周期表」は作られました。子供たちが親子で理科の様々な分野に興味を持ってもらえるよう、文部科学省によって「科学技術週間」というものが制定されています。毎年4月中~下旬の一週間に科学に関する多くのイベントが全国で行われるのですが、これらのイベントの一環として「一家に1枚 周期表」は作られました。実は周期表だけでなく、「一家に1枚 たんぱく質」や「一家に1枚 宇宙図2013」など、色々な「一家に1枚」シリーズのポスターもあるんですよ。

 

「科学技術週間」や「一家に1枚 周期表」をはじめとする「一家に1枚」シリーズに興味がある方は、ぜひ科学技術週間」のホームページやそのウェブサイト内の「一家に1枚」のウェブページをご覧ください。「科学技術週間」のウェブサイトでは、4月の科学技術週間のときのイベント情報はもちろん、他の時期に行われる科学のイベントの紹介などもされています。「一家に1枚」シリーズのポスターが無料でもらえるイベントも多く開催されているようですよ。また、家の中や友達と使う分には「一家に1枚」シリーズのポスターを無料でダウンロードして印刷できるそうなので、ぜひウェブページをご覧になってみてください。

 

今回は少し長くなりましたが、「一家に1枚 周期表」を紹介いたしました。ぜひこのポスターを家族で一緒に見ながら、元素博士を目指してみてください!それではみなさん、ごきげんよう!