カレーのいい匂いがリビングに。
つられるように妹の有紗が台所にとんで来る。
「わー、いい匂い、早く食べたい!」
「有紗、ちょうどいいところに来た。そこの生ごみを入れているビニール袋を外のごみ箱に入れてきてちょうだい」と美也子。

夕食時、カレーを食べながら。
有紗は「今日は、お母さんのお手伝いでビニール袋をお外に出してきたよ」と得意げに話をしている。
それを聞いていた隼人は、「友達の家では、ビニール袋といわないでポリ袋といってたな。
ビニールではなく、プラスチックの一種のポリエチレンでできているからとか言っていたな。」と思い出していた。

中学1年生の時に学んだ教科書を開いて、復習してみると、プラスチックの特徴として、「プラスチックは、石油などの原料から化学的につくり出され、多くの製品に用いられています。
木材や金属が使われていた製品や部品が、プラスチックに置き換えられることもあります。
プラスチックは、溶かして型に流し込むことで、容易に形を整えることができるため、製品や部品などを大量に生産することができます。」と書いてあった。

疑問点が次から次へとわいてくる。
ネット検索で調べているうちに、高分子未来塾「ポリマー博士にしつもんしよう!」のコーナーを見つけ、次の質問をしてみた。
1.石油は液体ですが、どうしてプラスチックのような固体になるのですか?
2.プラスチックといわれるものはどれくらいの種類がありますか?
3.ビニール袋といわないでポリ袋というのが正しいのですか?
4.溶かして型に流し込むことで、容易に形を整えることができる、と教科書に書いてありますが、イメージがつかめません。

質問を書き終えた隼人は、プラスチックって身の回りに当たり前のようにあるのに、意外と知らないことが多いな、と思った。
と同時に、家族や友達にもいろいろと教えてあげたい、という気持ちにかられるのであった。

ゴールデンウィークに、ポリマー博士から回答をもらえるといいなと、プラスチックに対する興味がわいてくるのを感じている隼人であった。

とがみ むねひさ