みなさん、こんにちは。

突然ですが、お札の原料は何かというと、「紙幣」と呼ばれるくらいですからもちろん紙ですよね。
ですが、世界には紙ではなくプラスチックでできている「ポリマー幣」なるものが存在するのをご存知ですか?

ポリマー幣は、1988年にオーストラリアで発行されたのをスタートに、現在ではカナダやニュージーランド、シンガポールなどを含む世界20か国以上の国で使用されています(2016年からは英国でも導入されます)。

ポリマー幣の特徴としては、紙のものに比べて丈夫で長持ちすることが挙げられます。

なんとこのポリマー幣は、普通の大人の男の人が力いっぱい破ろうとしても破れません。
また、水に濡らしても破れたり縮んだりしないので、ポケットに入れたまま海水浴することだってできます。

また、紙のお札では難しい特別なデザインを加えることができるのも特徴です。
例えば、下の写真は以前に学会でカナダに行ったときに持ち帰ったお札ですが、透明な「すかし」が入っています(余談ですが、大学の研究者は仕事で世界のいろいろな国に行くことができるのも一つの魅力だと思います)。
日本の紙のお札にも真ん中にすかしが入っていますが、透明にはできないですよね。
みなさんは日本の紙幣には高い技術力で偽造防止の工夫がたくさんされているのを知っていると思いますが、このカナダのポリマー幣も偽物をつくるのはとても難しそうですよね。紙幣
今後みなさんも修学旅行や家族旅行、留学などで海外に行く機会があれば、その国のお札の絵柄だけでなく、材質にもぜひ注目してみてください。

将来、日本のお札もプラスチック製になる日が来るかもしれませんね。

しももとレンジャー