高分子学会九州支部フォーラム

主題=セルロース性資源の有効利用にむけた処理技術と将来展望

 

< 趣旨 > 

セルロース材料は結晶性ミクロフィブリルを主要な成分とする巧みな階層的構造形成による

多様で高機能なコンポジット材料です。本フォーラムではセルロース材料の有効利用にむけ

た実用的な分解、溶解、糖化プロセスについて、第一線の研究成果を挙げられた先生方に

ご講演いただきます。これらの話題を通して、セルロース材料の不思議を改めて再認識する

とともに、セルロースバイオマス有効利用に関する新たな技術展開や将来展望について

“熱い”議論を交わしたいと思います。

主催  高分子学会九州支部

日時   平成20年3月7日(金曜日) 13:00-16:30

会場   宮崎大学木花キャンパス 総合研究棟 プレゼンテーションルーム(2階)

交通   JR南宮崎駅より宮崎交通バス(650、651、652番線)にて「宮崎大学」下車     

     宮崎空港よりタクシーにて12km(20分)

     詳細は右URLを参照: http://www.miyazaki-u.ac.jp/traffic/traffic.html

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講演 <13:00〜16:30>

開会挨拶 (宮崎大工)田畑 研二

1) リグノセルロースからのバイオエタノール製造技術〜酵素糖化のための前処理技術の展開〜 

       (産総研バイオマス研)遠藤 貴士

2) セルロースの構造的特徴とその制御処理により可能となるセルロースの新しい利用領域

          (神戸女大家政)山根 千弘

3) 宮崎大学におけるセルロース関連研究について

    ・吸着担体としてのバクテリアセルロースおよび誘導体の可能性

            (宮崎大工)末次 朗憲

    ・木質バイオマスの処理技術としてのヘミセルロースの酵素糖化

            (宮崎大工)脇山 元気

4) 天然セルロースの新規酵素糖化機構と将来への展望

        (静岡大学名誉教授)岡田 嚴太郎

おわりに (宮崎大工)小川喜八郎

参加要領

参加費無料 事前申し込み不要

問い合わせ先 宮崎大学工学部物質環境化学科 湯井敏文

 〒889-2192 宮崎市学園木花台西1−1 

TEL:0985-58-7319 FAX:0985-58-7323 E-mail:tyui@cc.miyazaki-u.ac.jp