本年度の夏の講演会は、激しい雨にも負けず114名もの多数のご参加を頂き活気溢れる会となりました。
講演会では、黒川孝幸先生(北海道大学)、井田大地先生(京都大学)、吉田紀生先生(九州大学)にご講演いただき、若手研究者2名、博士学生1名、修士学生1名の方々にもご講演いただきました。
参加学生からは多数の質問があり、活発な議論で盛り上がりました。
プログラム(敬称略)
13:00-13:05 開会
[座長 (九州大先導研)村上大樹]
13:05-14:05 招待講演
「液体の統計力学理論でみる生体高分子の機能と構造」
(九州大院理)吉田紀生
[座長 (佐賀大理工)成田貴行]
14:05-15:05 招待講演
「分子動力学法を用いた高分子水溶液物性の研究」
(京大院工)井田大地
15:05-15:15 休憩
[座長 (鹿児島大院理)山元和哉]
15:15-15:55 若手研究者発表
「星型多分岐高分子を応用した生体適合性界面の構築」
((1九大院工、2日産化学) 〇戸谷匡康1、原口将幸2、松野寿生1、水流添暢智2、田中敬二1
「ハイドロゲルキャピラリーを用いた有機半導体単結晶の形状制御および転写」
(熊大院先端(工))渡邉 智
[座長 (熊本大工)杷野菜奈美]
15:55-16:25 博士・修士学生発表
「ハイドロゲル薄膜界面における分子鎖凝集状態と潤滑挙動」
(1九大院工、2高エネ機構、3九大分子国際教育セ) 〇板垣望1、織田ゆか里1、山田悟史2、川口大輔3、田中敬二1
「自己組織化キチンナノファイバーの表面アシル化による階層構造の構築」
(鹿児島大学大学院 理工学研究科) ○河野照東、山元和哉、門川淳一
[座長 (九大院工)白木 智丈]
17:10-18:00 招待講演
「生物に学ぶ水中吸着の工夫」
(北海道大学大学院 先端生命科学研究院、
北海道大学国際連携研究教育局 ソフトマターグローバルステーション)
黒川孝幸
19:00-21:00 研究室紹介および懇親会
各研究室から個性豊かな紹介がなされました。
特に優れた質問を行った学生を選出し、上田智也さん(九州大学 田中 賢研究室)と古後拓郎さん(九州大学 田中敬二研究室)に「ベスト質問賞(賞状と副賞として図書カード)」を贈呈しました。