この本には36のかがくのふしぎがつまっています。そのなかに「どうしてえんぴつでかいた文字はけしゴムでけせるの?」というぎもんがのっています。そのこたえについてはぜひこの本をよんでしらべてもらいたいのですが、このぶぶんにはつぎのようなおもしろいことがかかれています。「ところで、『けしゴム』という名まえは、ゴムからつくられていたからつきました。でも、いまのけしゴムはゴムではなく、プラスチックからつくられています。」ということです。じっさい、けしゴムのケースにはポリ塩化(えんか)ビニルあるいはPVCとかかれていることがあります。ポリ塩化ビニルはプラスチックのだいひょうせんしゅです。

わたしがびっくりしたのは1年生でもゴムとかプラスチックということばをしっているのだなということですが、ぎゃくにみなさんをびっくりさせたいのは、ゴムもプラスチックもじつは高分子(こうぶんし)のなかまだということなのです。さらにいうと、わゴムもえきたいちっそとよばれるつめたいえきたいの中に入れてひやしてあげるとプラスチックのようになります。ゴムとかプラスチックとかいうのは、かんぜんにおなじではありませんが、水がこおりになったり、こおりが水にもどったりするのとにています。

さいきんではしょくぶつからつくられたプラスチックけしゴムがうり出されていますが、ちきゅうにやさしいこういうけしゴムをつくるためにけんきゅうしている人もいます。

この本は1年生むけだけでなく2年生から6年生むけのものもシリーズとしてうっています。みなさんもこの本の中にどれだけ高分子のわだいがあるかどうかしらべてみてください。

中嶋レンジャー

出版社:学研
定価(税込): 864円
発売日:2009年12月11日