お久しぶりです!まつもとレンジャーです。

前回はシャンプーや化粧品にポリマーが入っている!というお話をしました(くわしくはこちら)。

その時に、「かたいポリマー」と「やわらかいポリマー」があるんだよ、という話が出てきました。今回はそれについて、詳しくお話します。

 

かたいポリマーといえば食品トレーとか、いわゆるプラスチックと呼ばれるものを想像します。一方で、「やわらかいポリマー」って何なんだ?というと、前回紹介したヘアスプレーに入っているポリマーがあります。どちらも同じポリマーなのですが、これらの差をつくっているのは「ガラス転移点」というものなのです。難しそうな言葉が出てきた!と思わないでください。簡単に説明していきます。

 

スーパーでおそうざいを買った時、そのままチンして容器が溶けてしまったことがありませんか?これが「ガラス転移点」です。氷のように、かたいポリマーも温度を上げるとドロドロになるんです。もちろん、冷やしたら元のカチカチの状態に戻ります。やわらかいポリマーはこの温度が低いので、最初からやわらかい状態になっています。それでも必ず「ガラス転移点」はあるので、温度を下げれば(マイナスの世界のこともありますが…)必ずカチカチになるはずです。

コラム2nd

この現象を利用したのがチューインガムです。ガムはポリマーなんです!知っていましたか?

ガムの材料、ポリ酢酸ビニルはガラス転移点が30℃くらいです。ガムは、最初はかたいですが、噛むとやわらかくなりますよね?これは人の体温で、ガラス転移点よりガム自体の温度が上がるからなんです。上手く出来ていますね!

 

科学の目線で見ると、面白いことがいっぱいわかってきます!次回も生活の中にあるポリマーについてのお話をしようかと思っています。くれぐれも今回の記事を読んで、プラスチックを燃やしたりしないでくださいね!!

 

まつもとレンジャー