プラスチックのリサイクルには、廃棄されたプラスチックを燃やして熱エネルギーとして回収するサーマルリサイクル、化学的に分解して化学原料に再生するケミカルリサイクル、そして、もう一度プラスチック原料として使うマテリアルリサイクルがあります。
サーマルリサイクルでは、廃プラスチックと古紙から固形燃料(RPF)をつくり、それを燃やしてエネルギーとして回収します。
新聞紙を燃やしたときの発熱量に比べて、スーパーの袋のポリエチレンは11,000 kcal/kgと約2.5倍の発熱量があることから、廃プラスチックは、エネルギー原料として価値があることがわかります。
一方、ケミカルリサイクルでは、廃プラスチックから石油原料と同じ化学品まで分解し、その化学品を再度プラスチックに利用するもので、高純度なプラスチックのリサイクル技術ともいえます。
回収されたPETボトルも新品のPETボトルに生まれ変わることができます。
マテリアルリサイクルでは、PETボトルを粉状に粉砕し、ふたたび、溶かして繊維、シート、成形品などをつくることができます。
マテリアルリサイクルで、大事なことは、同じ種類のプラスチックであることです。
私たちが行っているPETボトルの回収は、なんと2014年には93.5%にも達しています。
ほとんどのPETボトルが再生利用されています。
しかし、PETボトルのキャップやラベルには違うプラスチックが使われていますので、PETボトルを捨てる前に、キャップやラベルを取り外して分別回収すると、その後、リサイクル作業が簡単になります。
プラスチックの種類によって分別することは、リサイクルで重要なことです。
そこで、国際的に決められたリサイクルマークが使われています。
例えば、PETボトルのリサイクルマークは、図に示すように1番が付いていますが、7まで番号があります。

図1_ひらさか編
海外のプラスチック製品にはリサイクル番号が記載されています。
4番と5番のリサイクルマークの例は写真のとおりです。

図2_ひらさか編 図3_ひらさか編
7つのすべての番号を探してみてはどうでしょうか?

ひらさか まさお