高分子学会では、高分子年次大会、討論会の活性化を目指して、さまざまな新企画を実施しております。 高分子討論会では、討論会参加の意義をさらに高め、充実させる企画として、「フォーカスセッション」 を開催します。産業界からの支援企業を募り、高分子の科学技術において今注目されるポイントにフォー カスしたテーマのもと、約2時間という短時間で濃厚かつハイレベルな講演ならびに特典を提供して いただくことにしました。第58回高分子討論会では、グリーンサステイナブルケミストリーネットワーク(GSCN)/財団法人 化学技術戦略推進機構、旭化成グループ、 の2団体のご協力により、以下のような魅力的なテーマでセッションを開催していただきます。当該分野 の研究開発に興味をおもちの学会参加者は、最新最先端の情報が得られるこのフォーカスセッションに ぜひご参加ください。

[日     時]
9月16日(水) 16:00-18:10 GSCN/JCII
9月17日(木) 12:00-14:00 旭化成グループ

[会     場]  熊本大学 黒髪南キャンパス 工学部2号館2階223会議室

[参 加 資 格]  第58回高分子討論会参加者

[参  加  費]  無料

[参 加 特 典]
事前参加登録者には、開催団体からの特典があります。
数に限りがありますので、お早めにお申込みください。      
    
財団法人化学技術戦略推進機構: 先着70名をセッション終了後に行う懇親会にご招待します。
参加申込時にお申込みください。
    
旭化成グループ: 先着100名にランチボックスを提供します。


[参加登録方法]
事前の参加登録は、7月3日(金)からフォーカスセッションごとに8月27日(木)までWEBにて受付けます。
第58回高分子討論会の参加登録後に、こちら(7/3open!)からお申込みださい。

事前に登録された方には、参加証を高分子討論会参加証に同封します。フォーカスセッション会場受付にてご提示ください。各フォーカスセッションの受付開始は、プログラム開始30分前の予定です。
開催当日も会場に余裕がある限り参加を受付ますので、当日参加をご希望の方はフォーカスセッション会場前の受付においでください。ただし、当日参加の方には、参加特典はご用意できません。また、要旨集も各セッションにて準備している冊数限りとなりますのでご了承ください。



持続可能な社会を支える高分子
supported by 
グリーンサステイナブルケミストリーネットワーク(GSCN)/財団法人化学技術戦略推進機構
 グリーン・サステイナブルケミストリーネットワーク(GSCN*)は、2000年より我が国で先駆けて、化学技術を通した持続可能な社会を実現する活動を推進して参りました。
 本セッションでは、高分子の最先端の研究・技術を紹介し、グリーン・持続可能の観点から、GSCを皆様と議論し、考える場として企画いたしました。多数の方々のご来場をお待ちしております。
 *http://www.gscn.net
1. 日 時: 9月16日(水)16:00〜18:10
2. プログラム:
総合司会 (財)化学技術戦略推進機構 武安 弘光
16:00-16:10
(1)開会のご挨拶 ((財) 化学技術戦略推進機構)奥田  潤
16:10-16:30
(2)製造プロセス「固体酸触媒を用いた低環境負荷THF開環重合プロセスの開発」
((株)三菱化学科学技術研究センター)瀬戸山 亨
16:30-16:50
3)製造プロセスと機能「クリーン酸化技術による高機能絶縁用樹脂の開発」
((独)産業技術総合研究所)佐藤 一彦
16:50-17:10
4)膜分離「水・空気・エネルギー:持続可能社会を支えるナノファイバーテクノロジー」
(東京工業大学大学院理工学研究科)谷岡 明彦
17:10-17:30
5)表示材料「フレキシブル表示材料の開発」
(次世代モバイル用表示材料技術研究組合)岡本  守
17:30-17:50
6)リサイクル「ポリ乳酸の循環利用技術の開発と社会実証実験の結果について」
(九州工業大学大学院生命体工学研究科)白井 義人
17:50-18:10
7)バイオ「健康サスティナブル社会を先導するナノバイオマテリアル:ピンポイントDDSへの展開」
(東京大学工学系研究科)片岡 一則
18:25-19:55 講演者を囲んで意見交換,懇親会 於:黒髪北キャンパス くすの木会館



膜技術が拓く世界 ―いのちとくらしに貢献する膜―
supported by 旭化成グループ
 地球環境や化石資源の枯渇が極めて重大な「世界」のそして「地球」の問題となっている。この
ような状況にあって、「膜を応用した技術」は、現在も多くの分野で重要な役割を担っており、
将来に亘って大きな期待が寄せられている。本セッションでは、「エネルギー分野」、「環境・水
処理分野」、及び「医療・医薬分野」の3分野において、いのちとくらしに貢献する「膜技術」に
フォーカスし、各分野の最先端をリードされている先生方に現在の技術を紹介していただくとともに、
将来への展望を考える場にしたいと思います。多数の方の御来場をお待ちいたします。

1. 日 時: 9月17日(木)12:00〜14:00
2. プログラム:
総合司会 旭化成ケミカルズ(株) 多田 啓司
12:00-12:20 (座長 斉藤  修)
1)旭化成グループにおける膜技術と将来の技術開発動向
(旭化成(株)取締役 上席執行役員 新事業本部長)林  善夫
12:20-12:45 (座長 多田 啓司)
2)基調講演:膜技術が拓く夢
(関西大学化学生命工学部)浦上  忠
12:45-13:10 (座長 三宅 直人)
3)リチウム電池、燃料電池に用いられる膜技術
(同志社大学理工学部)稲葉  稔
13:10-13:35  (座長 久保田 昇)
4)環境・水処理分野における膜技術
(成均館大学建設環境システム工学科)金  炯秀
13:35-14:00 (座長 井上 雅晴)
5)医薬品製造における膜技術の現状
(財)化学及血清療法研究所)矢治 博幸
石田  誠


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第58回高分子討論会