<趣旨>高分子関連の業務に携わる若手研究者の方々を対象とした「若手社員のための高分子基礎講座」を開催します。この基礎講座は、新入社員のみならず新たに高分子関連分野の業務を担当される方々にも広くご参加いただけるよう企画いたしました。
「高分子とはどのような物性を持ち、どのように合成するのか」から始まり、その機能、用途、製造法、成形法、評価、製品開発の基礎的なポイントを解き明かしていく構成で、学生時代に高分子を専攻されなかった方々にもご理解いただける内容となっております。さらに、個々のトピックスとして、ゴム、自動車、光学材料、膜分離、環境などの分野における高分子開発の最新動向なども盛り込まれております。高分子研究、開発の第一線でご活躍の先生方をお迎えし、合宿形式で過ごす3日間は、講師の先生はもとより、他業種の参加者の方々とも交流・人脈形成をはかっていただく大変貴重な機会となります。2日目には、講師の先生と少人数でディスカッションを行う場も設けています。講義内容の更なる理解のみならず、日頃感じている様々な疑問の解決の手助けとなるでしょう。短期間で成果の期待できる本講座に奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 10月18日(水)12:30~20日(金)12:30
会 場 横浜ゴム湘南セミナーハウス(平塚市袖ヶ浜19-15 電話:0463-24-7611)
交 通 JR東海道線平塚駅南口下車、徒歩約20分、タクシー約5分
プログラム
第1日=10月18日(水)
< 12:30~14:20 >
オリエンテーション/自己紹介
< 14:30~15:50 >
1)高分子材料とは (東京工業大学)高田十志和
< 16:00~17:20 >
2)高分子合成の基礎1―連鎖重合を中心に (東京工業大学)石曽根 隆
< 17:30~18:50 >
3)高分子の構造物性―特に熱的特性を中心に (首都大学東京)山登 正文
< 19:00~21:00 >
講師と参加者の交流会
第2日=10月19日(木)
< 8:00~9:20 >
4)高分子合成の基礎2―逐次重合を中心に (神奈川大学)亀山 敦
< 9:30~10:50 >
5)高分子の性質と微細加工-レオロジーからナノファイバーまで (東京工業大学)松本 英俊
< 11:00~12:20 >
6)ゴムの基礎から自動車用ゴムまで (長岡技術科学大学)河原 成元
< 13:00~15:00 >
7)グループディスカッション
< 15:10~16:20 >
8)自動車の軽量化・樹脂化の現状と将来展望 (大庭塾)大庭 敏之
< 16:40~17:50 >
9)高分子科学に役立つイオン液体 (東京農工大学)大野 弘幸
< 18:40~19:50 >
10)光学材料とファンダメンタルズ (慶應義塾大学)小池 康博
第3日=10月20日(金)
< 8:00~9:10>
11)高分子を利用した血液分離技術 (テルモ)本村 忠広
< 9:20~10:30>
12)成形加工/レオロジー (三井化学)伊崎 健晴
<10:40~11:50>
13)21世紀の社会環境が求めるもの: GSC、機能性にポリマー科学はどう対応すべきか?
(三菱ケミカル)清水 史彦
参加要領
1)定員 35名(先着順)合宿形式(個室)
2)参加費 54,000円(聴講費、教材費、宿泊・食費を含む)
3)申込方法 下記に氏名、勤務先、連絡先(電話、E-mail)を明記の上、高分子学会関東支部あてE-mailでお申し込みください。受け付けましたら、折り返しE-mailで返信します。もし、返信がない場合は、再度メールにてお申込みください。
受付後、9月末に請求書をお送りしますので、お支払いは銀行振込でお願いいたします(振込先は、請求書ご送付の際、お知らせいたします)
4)申込締切 9月4日(月)〔ただし定員になり次第締切〕
5)参加者は自己紹介で使うPower Pointのファイル(3枚以内)を10月10日(火)までに高分子学会事務局(E-mail:kantoshibu@spsj.or.jp)にお送りください。
申込先 [104-0042] 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル 高分子学会関東支部 2017年度若手社員のための高分子基礎講座係 電話:03-5540-3773、E-mail:kantoshibu@spsj.or.jp