関東高分子若手研究会 2008年度 秋の講演会

主題=『自己組織化する高分子』

<趣旨>自己組織化はナノテクノロジー分野において、新たな材料設計法として注目を浴びています。高度に組織化された集合体である生体をお手本としたり、超分子化学の発展とともに明らかになってきた弱い相互作用を利用することで、多くの新機能材料が開発されています。また、さまざまな雲や風紋など自然界に現れるパターンは自己組織化が創り出す究極の美といえるでしょう。今回はそのような自己組織化を用いて機能性高分子の研究を行っておられる3名の先生方をお招きして、お話しを頂戴することにしました。近い将来の材料設計の基盤となる技術です。この機会に、これらの最新技術の基本原理から将来展望までを学んでみませんか。多くの方々の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 11月29日(土)13:30 ~ 18:10
会 場 株式会社三菱総合研究所本社 2F会議室(〒100-8141 東京都千代田区大手町二丁目3番6号)
交 通 JR東京駅(丸の内北口出口)より徒歩約10分
JR神田駅(西口出口)より徒歩約8分
東京メトロ大手町駅(A2出口)より徒歩約2分
講 演
  • 13:30~13:35 開催趣旨ご説明
  • 13:35~14:55 『様々な溶媒を擬固体化する電解質ゲル化剤の開発』
    吉田 勝先生(産業技術総合研究所)
  • 15:10~16:30 『高信頼性ナノ相分離構造テンプレート薄膜の創製』
    彌田智一先生(東京工業大学)
  • 16:45~18:05 『自己組織化現象を工業的プロセスへ』
    魚津吉弘先生(三菱レイヨン)

参加要領
1. 参加費 ①企業・大学2000円 ②学生無料(当日徴収) 
2. 懇親会費 別途(当日徴収)
3. 申込方法 氏名、所属、連絡先(e-mailまたは電話)を明記し、e-mailにてお申込ください。
申込先 〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻
長田健介
TEL: 03-5841-1654
FAX: 03-5841-7139
E-mail: osada@bmw.t.u-tokyo.ac.jp