令和6年度|定例事業〜高分子講座 


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第50回中国四国地区高分子講座(鳥取地区)
【主 題】

バイオ高分子材料の最先端

【趣 旨】

本高分子講座では、抗菌ペプチドを模倣した高分子材料を用いた細胞膜の機能制御や、精密設計されたオリゴ核酸分子をテンプレートとした色素配列による生物発光の制御などに関して、新規で独創性溢れる機能性バイオ高分子材料の創製研究を展開されている2名の講師をお招きして、最新の研究成果を紹介していただきます。
【日 時】 2024年12月23日(月) 16:30〜18:30
 
【会 場】 鳥取大学工学部講堂
 【プログラム】

講演1(16:30〜17:30)

「ペプチドミメティック高分子による細胞膜の構造・機能制御」
(奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科)安原主馬 先生
概要:天然の抗菌ペプチドを模倣することによって設計された,耐性の獲得および宿主細胞への毒性のリスクが低く,高い抗菌活性を実現する膜活性抗菌ポリマー及び,アポリポタンパク質を模倣して開発した脂質ナノディスク形成ポリマーの設計指針とその応用例を紹介する。

講演2(17:30〜18:30)

「いきものがつくるイルミネーションをDNAで制御する」
(関西大学 化学生命工学部)葛谷明紀 先生
概要:独自に開発した「DNAを足場とした分子内生物発光エネルギー移動システム」を活用して、生物発光顕微鏡観察法を飛躍的に発展させるためのマルチカラー生物発光素子の開発について紹介する。

 【参加要領】

1.定員:100名程度

2.参加費:無料

3.申込方法:氏名・所属・連絡先を明記し、前日までにE-mailで下記の連絡先までお申し込み下さい。

   連絡先
    〒680-8552 鳥取市湖山町南4-101
    鳥取大学 学術研究院工学系部門 応用化学講座
    松浦 和則
   E-mail:ma2ra-k@tottori-u.ac.jp