【11/25開催】第95回武蔵野地区高分子懇話会

水素社会を支える高分子

趣旨: 日本は2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指しており、水素社会の実現がその鍵を握っています。水素社会実現には、水素を「つくり」「はこび」「ためて」「つかう」技術が不可欠ですが、安価で軽量、フレキシブルな高分子材料が果たす役割は大きく、特に燃料電池への期待が高まっています。山梨大学は1978年に国内外で初めて燃料電池実験施設を設置し、クリーンエネルギーに関する研究と人材育成に取り組んできました。本講演会では、水素を「つかって」発電する固体高分子形燃料電池の最先端について解説いただきます。さらに、水素を「はこび」「ためる」際に重要な水素センサーにおける高分子材料の可能性について、最新の研究を紹介いただきます。

主催: 高分子学会関東支部
日時: 2022年11月25日(金)13:30~16:50
会場: 山梨大学 甲府キャンパス 大村智記念学術館大村記念ホール(山梨県甲府市武田4-4-37)
交通: 中央本線 JR甲府駅北口より「武田神社行き」バス「山梨大学前」下車徒歩2分、またはJR甲府駅北口より武田通りを徒歩15分 https://www.yamanashi.ac.jp/campusmap

プログラム
13:30~14:10 講演1「アニオン導電性高分子膜:設計、合成とエネルギーデバイスへの応用」
山梨大学 クリーンエネルギー研究センター 宮武 健治 先生
14:10~14:50 講演2「室温で作動するフレキシブル水素センサーの開発と将来展望」
新潟大学 自然科学研究科 材料生産システム専攻 山内 健 先生
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00 見学ツアー(水素・燃料電池ナノ材料研究センター)
16:00~16:50 ポスターセッション(25分×2グループ)
17:00~18:30 交流会(大学会館ラウンジ)

参加要領
1)定 員 : 60名
2)参加費 : 無料
3)交流会費: 1000円程度で当日徴収します。アルコール類の提供無し。
3)申込方法: 氏名・所属・交流会参加の有無を明記の上、E-mailで下記連絡先へお申込み下さい。
連絡先: 奥崎 秀典(山梨大学) okuzaki[アットマーク]yamanashi.ac.jp
4)申込〆切: 2022年11月18日(金)17:00