【平成30年1月24日(水)開催】      第29回埼玉地区懇話会

 今年は、大学と企業の先生方に講演を行って頂き、ポスター発表は例年通り学生の方に行っていただく懇話会としました。講演は、リビングアニオン重合による機能性高分子の精密合成や高分子材料の表面修飾などの複合材料の開発とそれらの特性について先端的な研究とその課題などをご講演いただきます。

主 催 高分子学会関東支部

共 催 埼玉大学先端産業国際ラボラトリー

会 期 平成30年 1月24日(水)

会 場 埼玉大学 研究機構棟 7階大会議室

    (所在地:埼玉県さいたま市桜区下大久保255)

交 通  ・JR京浜東北線「北浦和駅」西口下車→バス「埼玉大学」ゆき(終点)

・JR埼京線「南与野駅」下車→北入口バス停から「埼玉大学」ゆき(終点)

・JR埼京線「南与野駅」下車→西口バス停から全ての便が埼玉大学を経由します

・東武東上線「志木駅」東口下車→バス「南与野駅西口」ゆき(「埼玉大学」下車)

(アクセスマップ:http://www.saitama-u.ac.jp/access/accessmap/

■プログラム

<13 : 00~17 : 00> 講 演(研究機構棟 7階大会議室)

13:10~

1)「糖鎖還元法による糖被覆金ナノ微粒子の合成と病原体検出に向けた応用」

(埼玉大学 総合技術支援センター) 小山 哲夫

13:50~

2)「リビングアニオン重合による機能性高分子の精密合成」

(東京工業大学 物質理工学院 応用化学系) 石曽根 隆

休憩(10分)

15:00~

3)「表面修飾分子で誘起するナノ粒子の自己組織化」

(日本工業大学 創造システム工学科) 新倉 謙一

16:00~

4)「接着剤で利用される化学反応とその特性」

(コニシ株式会社 浦和研究所)  大河原 義明

<17 : 00~19 : 00> ポスター発表&懇親会 (埼玉大学 第2食堂)

参加申込要領 1)定員 60名 2)参加費無料 3)懇親会費 ①一般 5,000円 ②学生 1,500円(当日徴収) 4)申込方法 氏名,勤務先,連絡先,ポスター発表希望の有無懇親会出欠を明記の上,E-mailあるいはFAXでお申し込みください。懇親会準備の都合上、事前申し込みをお願い致します。なお、講演会参加のみの方は当日申込でも可能です。 5)事前申込締切 2017年12月26日(火) 6) ポスター発表要旨締切 12月12日(火)要旨の様式は申込をいただいた方にお送りします。

申込・問合せ先 〒350-1320 埼玉県狭山市広瀬東1-13-1 綜研化学株式会社

和泉 潤 TEL 04-2954-3518 FAX 04-2954-3558; E-mail:j-izumi@soken-ce.co.jp

高分子のための機器分析セミナー~基礎から材料評価・故障解析まで~【12/22(金)開催@大田区産業プラザ 小展示ホール】

<趣旨>
高分子に関する機器分析装置の進歩に伴い、研究者や技術者の測定原理に対する知識や
解析力が低下している現状があります。また、最先端分析手法や機器についても、
学術講演会等で知識を習得する機会が少ないのが状況です。高分子学会関東支部会では、
これらの問題の解決を目的として、高分子研究のための機器分析に関するセミナーを
開催する企画を致しました。

主催:高分子学会 関東支部
日時:12月22日(金)10:00~17:30
会場:大田区産業プラザ 小展示ホール
(〒144-0035  東京都大田区南蒲田1-20-20 )
交通:京急蒲田駅より徒歩3分

講演プログラム:
1.基礎講座

10:00 高分子と機器分析
東京大学大院新領域創成科学研究科 伊藤 耕三

10:30 分子構造の解析
東京工業大学大学院理工学研究科 石曽根 隆

11:00 高次構造の解析
首都大学東京大学院都市環境科学研究科 山登 正文

11:30 物理特性・化学特性の評価
東京工業大学物質理工学院 安藤 慎治

12:00~12:50  昼休憩

2.事例紹介
(高分子のキャラクタリゼーション)

12:50 光を用いた高分子の分析事例のご紹介
(株)堀場製作所 森 哲也

13:05 SEC-MALS分析の基礎
昭光サイエンス(株) 鶴田 英一

13:20 赤外・ラマンによる高分子分析
日本分光(株) 赤尾 賢一

13:35 光散乱法を用いた粒子径・ゼータ電位・分子量測定と最新トピックス
大塚電子(株) 田中 克治

13:50  MALDI質量分析による高分子分析
ブルカー・ダルトニクス(株) 工藤 寿治

14:05  GPC/SECカラムを使用しない分離手法、FFFによる高分子の評価事例
旭テクネイオン(株) 郷原 勇甚

14:20~14:25 小休憩

(高分子の表面・界面・構造解析)
14:25 高分子界面における最新の分析解析技術
(株)日産アーク 児嶋 伸夫

14:40 原子間力顕微鏡を用いた高分子材料解析
~高分解能観察から多彩なメカニクス計測まで~
オックスフォード・インストゥルメンツ(株) 谷口 幸範

14:55 AFMによるナノメカニクス評価
(株)日立ハイテクノロジーズ 水口 勝利

15:10 SPMによる表面・界面の解析事例
(株)島津製作所 藤 里砂

15:25 ナノフォトン社製ラマン顕微鏡RAMANforceの
ラマンイメージングによる高分子材料へのアプローチ
ナノフォトン(株) 能登 環奈

15:40 中性子散乱による材料構造解析~J-PARC中性子利用のお誘い~
茨城県 峯村 哲郎

15:55~16:00 小休憩

(高分子物性・材料機能の評価)
16:00 熱劣化の際のラジカル挙動-ESRによるin-situ評価
日本電子(株) 中井 由実

16:15 最良の熱分析結果を得るために~基礎とテクニック~
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株) 麻見 安雄

16:30 高分子特性解析における熱分析と最新の解析技法(DSC,ラマン分光同時測定)
(株)パーキンエルマジャパン 鈴木 俊之

16:45 高分子の劣化評価における熱分析
ネッチ・ジャパン(株) 塚本 理

17:00 粘弾性測定による高分子材料の評価事例
(株)アントンパール・ジャパン 宮本 圭介

17:15 高速AFMによる液中の動的観察
(株)生体分子計測研究所 小谷 則遠

17:30 終了

ポスター会場:出展者展示に依り、最新の機器分析の情報が入手できます。

<出展者> 21機関(五十音順)

●旭テクネイオン(株)
●(株)アントンパール・ジャパン
●茨城県
●大塚電子(株)
●オックスフォード・インストゥルメンツ(株)
●(株)島津製作所
●昭光サイエンス(株)
●(株)生体分子計測研究所
●綜研化学(株)
●ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)
●ナノフォトン(株)
●(株)日産アーク
●日本電子(株)
●日本分光(株)
●ネッチ・ジャパン(株)
●(株)パーキンエルマジャパン
●(株)日立ハイテクノロジーズ
●ブルカー・ダルトニクス(株)
●(株)堀場製作所
●ライカマイクロシステムズ(株)
●(株)リガク

参加費:無料(講演資料なし)
1,000円(講演資料を含む)

問合わせ先: 公益社団法人高分子学会 関東支部
e-mail: kantoshibu@spsj.or.jp

2017年度「若手社員のための高分子基礎講座」開催報告

2017年10月18-20日の3日間にわたり、恒例の「若手社員のための高分子基礎講座」を横浜ゴム湘南セミナーハウス(平塚)で開催いたしました。今年度も全国各地から38名(23社)の若手社員の方々が参加し、基礎から応用までわたる13件の講義を熱心に聴講し、講師とのグループディスカッションを活発に行いました。朝8時から夜8時近くまでの合宿形式の密度の濃いスケジュールは大変な面もありますが、さすが若手の方々、夜は懇親会で講師の先生方も加わり、楽しく賑やかに親睦を深めることができました。幅広い講義の内容はもちろんですが、この基礎講座で築いた人と人の繋がりを、今後の社会人生活に生かしていただくことを、世話人一同、強く願っております。

最後になりましたが、本講座開講にご協力いただきました講師の先生方、高分子学会関東支部の幹事の先生方、高分子事務局に深く感謝いたします。

関東支部幹事担当 石曽根 隆(東京工業大学)

2017関東支部若手社員のための基礎講座
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↑集合写真

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↑聴講の様子