「膜およびデバイス材料に関する第4回群馬国際会議」を開催します。(2018年1月17日(水)~18日(木))

2018年1月17日(水)~18日(木)に,「膜およびデバイス材料に関する第4回群馬国際会議」(GIS2018)を開催します。本国際会議にぜひご参加いただき,交流を深めていただきたく,ここにご案内とお願いを申し上げます。

 

群馬大学理工学部は、その前身が大正15年設立の桐生染織学校であるため、繊維工学のエッセンスが生き続けています。例えば、1次元形状の繊維がネットワークに織られた反物は平面的な2次元形状を有していますが、これは、サイズは異なるものの、1次元形状の高分子鎖が折りたたまれて2次元膜を形成することと相似しています。これら膜(メンブレン)材料が織布と決定的に異なるのは、膜表面や膜に含まれる細孔内にナノ・レベルで原子や分子を閉じ込めることができる点にあります。これにより、分子が持っている優れた特性をデバイス材料として利用することが可能です。

この度、この分野における国際的な連携を深めるために、重点支援プロジェクト「Sメンブレン・プロジェクト」が中心となり、化学・生物化学科と共催にて、「膜・二次元材料およびデバイス応用に関する第4回群馬国際会議(GIS 2018)」を平成30年1月17日と18日に桐生地域地場産業振興センター(桐生市地場産センター)で開催します。

[ GIS 2018 Webサイト へ]

http://www.chem-bio.st.gunma-u.ac.jp/~gis2018/index.html

 

本国際会議では、米国ジョージア工科大学、米国アクロン大学、中国厦門大学などから、この分野における第一線の研究者を招待して講演していただく他、若手研究者を中心としたポスター発表40件、口頭発表20件が行われます。

 

 

第33回群馬・栃木地区講演会

行事名 第33回群馬・栃木地区講演会

 

趣旨>群馬・栃木地区における企業、公的研究機関、教育機関の方々に、高分子材料に関係した情報を提供し、高分子材料の開発、研究、教育の活性化に繋げる目的で、毎年3月に群馬大学桐生キャンパスにて講演会を開催しております。今回は、高分子材料の学理と実用について、それぞれの分野に精通したお2人の講師の先生に解説して頂きます。また、学生を中心にした最近の研究成果に関するポスター発表も併せて実施いたします。多くの方の参加をお待ちしております。

 

主 催 高分子学会関東支部

共 催 複合材料懇話会

協 賛 群馬大学ファイブロバイオプロセス研究会

日 時 3月9日(金)13:00~17:00

会 場 群馬大学理工学部総合研究棟5階502、506号室(桐生市天神町1-5-1))

交 通 ①JR両毛線桐生駅下車タクシーで約5分 ②東武鉄道桐生線新桐生駅下車タクシーで約10分

プログラム

<13:00~14:15>

1) 自動車用潤滑油に適用するポリマーとその摩擦特性

(JXTGエネルギー中央技術研究所)田川一生

<14:20~15:40>

2) ポスター発表

<15:45~17:00>

3) 光・熱・電子機能性ポリマー開発のための新しい分光法とその応用

(東京工業大学物質理工学院応用化学系)安藤慎治

<17:45~19:45>

4) 懇親会

 

ポスター発表・参加要領

ポスターの大きさは、A0サイズとします(横90×縦120cmのパネルに貼付)。優秀な発表に対しては、優秀ポスター賞を贈呈しますので、奮ってご参加ください。

ポスター発表申込締切は、35日(月)。(1)発表題目、(2)所属・研究者名(発表者に○印)、(3)連絡先を明記の上、E-mailで下記申込・連絡先へお申し込みください。

発表要旨原稿(A4判用紙1枚、指定形式)の締切は、37日(水)必着です。

1) 参加費 無料、懇親会:5,000円 2) 申込方法;①氏名、②よみがな、③所属(勤務先または学校名)、④連絡先(住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス)、⑤懇親会への参加の有無を記入の上、E-mailにて問い合わせ先へお申し込みください。

3) 参加申し込み締切 37日(水)

申込・連絡先 [376-8515] 桐生市天神町1-5-1 群馬大学大学院理工学府分子科学部門

上原宏樹 TEL 0277-30-1332 FAX 0277-30-1333 E-mail hirokiuehara@gunma-u.ac.jp